【住宅設計のトレンド】 玄関まわりの参考間取り4選とオススメ商品15選

【住宅設計のトレンド】
玄関まわりの参考間取り4選とオススメ商品15選

近年は、共働き家庭が増え、「いかに効率的に家事をこなすか」という意識が高まっています。そのため、住宅設計では家事動線の注目度が高まり、特に間取り・レイアウトが重視されてきています。

暮らしの多様化により、動線も多様化したことで、玄関周りは様々なレイアウトパターンが生まれました。

今回は、その多様化する「玄関まわり」の解説と、その参考間取り図と玄関まわりで使えるオススメ商品を紹介します。

“玄関まわり”でおさえておくべきキーワード

いま玄関まわりでトレンドの4つのキーワードについて、あらかじめ抑えておきましょう。

  • 土間収納
  • おかえり手洗い
  • ウォークスルーシューズクローゼット
  • 家族動線と来客動線

土間収納

「土がついたものをいちいち、綺麗に拭いたりしてから室内に収納するのは面倒。外にガレージも置きたくないし」というときに、土間収納がピッタリです。キャリーケースやベビーカー、アウトドア用品を置くにはピッタリです。

玄関にそのまま置いておくと乱雑になってしまうキャリーケースやベビーカー、アウトドア用品を置くには最適な収納場所です。

おかえり手洗い

コロナ禍を経て、玄関まわりに手洗いを設置する住宅が増えてきました。それは、玄関まわりに手洗いを設置することで、室内に菌を持ち込まないするためです。

来客が手洗いするために、奥にある洗面脱衣まで誘導するのは、気が引けます。しかし、おかえり手洗いなら、玄関周りに独立して手洗いできる場所なので、案内しやすいです。

ウォークスルーシューズクローゼット

かんたんに言うと、通り抜けできる大きい土間収納のようなスペースです。広いスペースをとり、家を出る前にここを通り、靴やコート・鞄などを身に着けて家を出ます。

もちろん、家に帰ってきたときもここで片づけることで、室内まで菌や花粉を持ち込まずに済むでしょう。また、ゴミの日まで、まとめたごみの一時置きとしても活用できます。

家族動線と来客動線

靴やベビーカー・キャリーケースなど、いつの間にかものがあふれてしまい、意外と乱雑になりやすい玄関まわり。急な来客時には、片づけるのも大変です。

こんなとき、家族動線と来客動線を分離し、来客用の玄関だけは綺麗にしておけば解決します。また、家族動線はパントリーやキッチン・クローゼットなどにつながっていると、家事も効率的に行えます。

玄関まわりの参考間取り4選

参考間取り1:土間収納独立型+おかえり手洗い

土間収納にはキャリーケースやアウトドア用品を収納し、玄関の右側にはシューズクローゼット兼アウター収納を配置しています。

そして、玄関を曲がったところに、おかえり手洗いを設置しています。こうすることで、菌も花粉も室内に持ち込まないように、ダブルで防げます。

参考間取り2:ウォークスルーシューズクローゼット型

家族動線と来客動線を分け、家族動線にはウォークスルーシューズクローゼットを配置してます。

こうすることで、ウォークスルーシューズクローゼットの方に収納を集中させ、来客動線上の玄関は乱雑にならず、きれいに保てます。

参考間取り3:ウォークスルーシューズクローゼット+ランドリールーム連結型

家族動線と来客動線を分け、家族動線はウォークスルーシューズクローゼットからランドリールーム、さらにはキッチンへと抜けるようにしています。

来客用の玄関はきれいに保ちつつ、子供が汚れて帰ってきたら、ランドリールームで服を脱がして洗い、そのままお風呂へ入れさせることもできます。

また、日用品を買出ししてきたら、ランドリールームで洗濯洗剤や歯磨きを収納し、つぎにキッチンで食材などを収納するという流れもスムーズに行えます。

参考間取り4:ウォークスルーシューズクローゼット+パントリー連結型

家族動線と来客動線を分け、家族動線はウォークスルーシューズクローゼットからパントリー、さらにはファミリークローゼットを経由できるようにしています。

来客用の玄関はきれいに保ちつつ、買い物から帰ってきたら、パントリー前で荷物をおろし、ファミリークローゼットでアウターを収納。そして、パントリーで買出ししてきた食材やストックを収納します。

玄関まわりにオススメの商品15選

参考間取り:ウォークスルーシューズクローゼット+ランドリールーム連結型

参考間取り:ウォークスルーシューズクローゼット+パントリー連結型