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ステンレスキッチンをオーダーせず、自社で簡単に造作する方法

ステンレスキッチンをオーダーせず、簡単に造作する方法

工務店におすすめしたい簡単に造作できるステンレスキッチン

天板も扉もステンレスでつくられたオールステンレスキッチンは、錆びにくく丈夫で、かつ、スタイリッシュで人気のあるキッチンの一つです。ただ、ステンレスキッチンをつくろうとすると高度な技術が必要になるために、どうしてもシステムキッチンメーカーか、オーダーキッチンに依頼するしかありませんでした。

しかし、システムキッチンにすると、キッチンのサイズや組み込める食洗器に制限がある場合があります。では、オーダーキッチンに依頼するとなると高価になってしまい、予算オーバーしてしまいます。

「なんとか自社でステンレスキッチンをつくりたい」と考えている工務店様は多いはずです。

また、そもそも「ステンレスキッチン」と聞いてイメージするのは、「全部ステンレスで出来たオールステンレスキッチン」を想像する工務店様は多いはずです。ただ、施主の方に話を聞くと「外側（見た目）はステンレスがいいけど、内側は木工でいい」という方が多いことが分かりました。つまり、オールステンレスキッチンはオーバースペックな場合もあるのです。

そこで今回は、そんな「オールステンレスでないステンレスキッチン」を、自社で簡単に造作できる方法を解説します。「ステンレスキッチンを自社でつくりたい」という工務店様にはぜひチェックしていただき、本当に自社で作れるかどうか検討してみてください。

キッチン・キットにステンレス扉取付イメージ

ステンレスキッチンを簡単に造作するために必要なもの

ステンレスキッチンを簡単に造作するために必要なもの、それは「キッチン・キット」と「ステンレス扉」です。この2商品があれば、簡単にステンレスキッチンをつくることができます。

キッチン・キットとステンレス扉

「キッチン・キット？ステンレス扉？なんだそれは？」と感じる方もいると思うので、それぞれについて説明します。

キッチン・キットとは

まず、キッチン・キットとは、「シンク+カウンター+キャビネットが一体になったキッチンのベースユニット」です。

こちらは、サイズ・キャビネットパターン・シンク形状の種類が豊富にご用意しています。だから、ご希望のキッチンに合ったベースユニットがお選びいただけます。カウンターとシンクはステンレスなので、あとは扉をステンレスに付け替えるだけでステンレスキッチンができてしまいます。

造作キッチンをつくるのに便利なキッチン・キットの特長について、詳しくは下の特集ページをご覧ください。

キッチン・キットの特長・バリエーション≫

ステンレス扉とは

そこで使うのが、もう一つのステンレス扉です。こちらは、「表面にクリアコーティングを施したステンレス扉」です。

クリアコーティングされているので、ステンレスの外見はそのままに、指紋や水廻りに強い仕様になっています。上述しましたキッチン・キットを選び、それに対応したステンレス扉も選んで、現場で取り付ければステンレスキッチンの完成です。

ステンレス扉の特長や仕様について、詳しくは下の商品詳細ページをご覧ください。

ステンレス扉の特長と仕様≫

ステンレスキッチンを簡単に造作する方法

上述しましたキッチン・キットとステンレス扉を用いると、下図のようにステンレスキッチンをつくることができます。

STEP
01キッチン・キットのダミー扉と引出しを取り外す

キッチン・キットには、商品自体を保護するために、前面にダミー扉が引出しに取り付けられています。この前面の扉材を付け替えるだけで、オリジナルの造作キッチンができるというわけです。なので、まずはこの引出しを取り外し、ダミー扉も併せて取り外します。

STEP
02キッチン・キットのステンレス扉と引出しを取り付け

外した引出しにステンレス扉を取り付けます。また、キッチンに食洗器を組み込むのであれば、食洗機の面材にもステンレス扉を取り付けておきます。あとは、ステンレス扉を取り付けた引出しや食洗器を、キッチン・キットに取り付けるだけで完成です。さらに、オプションでサイドパネルやバックパネルもご用意しています。お好みやキッチンタイプに合わせてお選びください。