住まい手の要望に応えるために知っておきたい「フレックスシンク」と「セミオーダー洗面カウンター」の違い
住まい手の要望に応えるために知っておきたい
「フレックスシンク」と「セミオーダー洗面カウンター」の違い
ekrea Partsには、価格とサイズの自由度に違いがある、2種類の造作洗面台用カウンターがあります。それは、ボウル一体型カウンター「フレックスシンク」と、ボウルシームレス接着カウンター「セミオーダー洗面カウンター」。どちらもフレキシブルに、サイズやボウル位置をオーダーできる商品です。また、詳細図面不要で、ベストなタイミングで建築現場に届きます。
では、何が違うのか? 2つの商品について、詳しく説明します。
コスパが高い「フレックスシンク」
「フレックスシンク」は、超高圧プレス成形された人工大理石カウンター。金型による一体成形のため、カウンター本体と洗面ボウルに継ぎ目がありません。そのため、ボウルとカウンターのすき間に汚れがつく心配もなく、清掃性も良いです。また、量産できるので、お求めになりやすい価格でありコスパの高い商品といえます。
一体成型されたサイズから、左右1mm刻みで、カットしての納品が可能です。ですから、たとえば左右400mmずつカットして、幅1mぴったりで納品することも可能。もちろん片方だけカットして、洗面ボウルを壁側に寄せて、もう一方に化粧スペースをつくることもできます。
ただし、金型で成型された商品なので、洗面ボウルの位置を、どこにでも指定できるというわけではありません。洗面ボウルの位置は、加工前のサイズ(最大幅)の中央に決まっているので、左右をカットしたサイズで発注いただくことになります。
このような制約はありますが、フラットタイプ、ハイバックタイプ、ソリッドタイプ、ウェーブタイプ、コンパクトタイプと、設置場所や用途に対応できる下記の5タイプをご用意しています。タイプ別の詳しい説明は、下のボタンからご確認いただけます。
サイズ自由度の高い「セミオーダー洗面カウンター」
一体成形でつくられた「フレックスシンク」には、自由度に制約があることは、おわかりいただけたと思います。
「フレックスシンク」では実現できない「ボウルをギリギリ端で寄せたい」などの要望に応えるために開発されたのが「セミオーダー洗面カウンター」です。
「セミオーダー洗面カウンター」は、洗面ボウルとカウンターを継ぎ目が目立たないシーム接着した商品です。「フレックスシンク」とは製造方法が異なります。
「セミオーダー洗面カウンター」では、まず指定された長さ(シングルボウルタイプなら、min700mm~max2700mm)のカウンターを製作します。つぎに指定されたボウル位置に開口をあけ、さいごにボウルとカウンターをシーム接着します。
そのため、ボウル位置や左右の幅に縛られず、洗面ボウルの位置やカウンター幅サイズを自由に指定できます。
したがって、例えば以下のような要望にも対応できます。
- 幅1800㎜以上のゆとりのある洗面台をつくりたい
- 洗面ボウルを寄せて、お化粧できる広いカウンターをつくりたい
- 朝渋滞するので、ダブルボウルにしたい
このような要望を叶えるために、「セミオーダー洗面カウンター」は、シングルボウルタイプ、ダブルボウルタイプ、コンパクトボウルタイプの3タイプをご用意しています。タイプ別の詳しい説明は、下のボタンからご確認いただけます。
「フレックスシンク」と「セミオーダー洗面カウンター」を使い分ける
清掃性やコスパをとるなら「フレックスシンク」、ボウル位置や洗面カウンター幅の自由度をとるなら「セミオーダー洗面カウンター」と、住まい手の要望や予算、設置スペースに合わせて、ぜひ2商品を使い分けてみてください。
ボウル一体洗面カウンター
FLEX SINK(フレックスシンク)
Flex Sink(フレックスシンク)は、洗面ボウルとカウンターが一体型になった洗面カウンター。こちらを使い勝手良く、また、インテリアに合わせたキャビネットの上に乗せれば、オリジナルの造作洗面台の出来上がりです。
セミオーダー洗面カウンター
洗面ボウルとカウンターを継ぎ目が目立たないシーム接着された洗面カウンター。洗面ボウルの位置を1mm単位で指定でき、端ギリギリまで寄せられるので、化粧スペースを確保したい場合にオススメです。