【造作洗面台の事例集】暮らしの満足度が上がる洗面室の新しいカタチ
【造作洗面台の事例集】
暮らしの満足度が上がる洗面室の新しいカタチ
近年、洗面台に注目が集まっています。コロナ禍以降、家の中に菌を持ち込まないよう、玄関の「おかえり洗面台」を設置する間取りが増加。
また、家族だけでなく、来客からもほめられる「ウエルカム洗面台」をLDKの近くに配置するプランも人気です。それ以外にも、生活動線を考えて、サブ洗面台を廊下や寝室に設置するケースも。
新築やリフォームで実現した、住まい手が大満足の造作洗面台を紹介します。
目次
事例1)忙しい朝も優雅な気分に浸れるホテルライクな洗面台
インテリア性を重視した、おしゃれな洗面台。ホテルかレストランのパウダールームのように見えますが、もちろん一般的な住宅の事例です。
目の前の壁には落ち着いた色合いのモザイクタイルを貼りました。わずか24mmの見付と浮かせたキャビネットが美しいフォルムを演出。
白いキャビネットとセットのシステム洗面台とは違い、面材もシック。洗面台の下まで床面が広がっていくので、狭い洗面所でも広々とした印象に。
造作したことで実現できた、ゆったりとした気分で朝の身支度を調えられる、ホテルライクな洗面台です。
事例2)どこからでもアクセスしやすいオープンな洗面台
最近、洗面台を家の中央部に配置する間取りを、よく見るようになりました。
「メリットは、どこからもアクセスしやすいこと。実際に採用した住まい手に聞くと、移動する動線の上にあることで、子どもにも手洗い習慣がついたという声も。
上の写真では、ボウル一体型の洗面カウンターに、木の幕板や袖壁を合わせた造作洗面台。木の温もりに包まれた家に、よく馴染んでいます。
事例3)「自分時間」を豊かにしてくれる寝室に設けられた洗面台
寝室にサブ洗面台をつくれば、朝の身支度や一日の終わりがラクになります。
こちらは、まさにその好例。サブ洗面台(写真左奥)に加えてウォークインクローゼットと(写真右奥)もプランしました。誰にも邪魔されず、自分のペースで「自分を整えられる」寝室です。
こちらが寝室の一角に設置されたサブ洗面台。人工大理石洗面カウンターに幕板を付けただけのもの。でも、この場所の洗面台はこれで十分。不要なものをそぎ落とせるのも、造作洗面台の魅力です。
事例4)木の家にふさわしい、リビングにも合う家具のような洗面台
自然素材にこだわった家では、洗面カウンターも木にしたいところ。しかし、水漏れや劣化のリスクがきになるところです。
写真は、そうした問題を解決すべく、ボウル一体型の洗面カウンターを採用。木工事で、造作した洗面台です。
室内窓にはめ込んだ鏡は、棚を隠す扉にも。カウンター下の棚は、扉を付けずカゴを引き出す収納に。まるで木の家具のような、洗面台が出来上がりました。こんな佇まいの洗面台なら、リビングの一角にあっても絵になりそうです。
事例5)インテリアとしても楽しい!遊び心のある玄関脇の洗面台
コロナ禍以降、玄関脇に洗面台がある間取りが増えています。場所柄、来客の目にもつく場所だけに、インテリアとしても楽しめる、遊び心のある洗面台が人気です。
写真は、サブウエイタイル風の壁紙を使い、鏡の枠や幕板をビンテージ仕上げにした造作洗面台。洗面カウンターとの組み合わせも見事です。
事例6)廊下の奥のスペースにあると便利なコンパクトな洗面台
水回りがあるフロアとは別の階に、サブ洗面台をプランするケースも増えています。
ちょっと手を洗いたい、水をくみたいといったときに、階段を上り下りするのは面倒。この傾向は、都市部の狭小3階建てで顕著です。しかし、スペース上の制約が悩ましいところ。
写真は、廊下の突き当たりに設けたサブ洗面台。人工大理石一体洗面カウンターを採用しました。シンクの左右は最小120mmまでオーダー可能(最小幅650mm)。ですから、廊下の奥のような幅狭い場所でも設置可能です。
ボウル一体型洗面カウンター「フレックスシンク」で、満足度の高い造作洗面台に
実は、今回紹介した造作洗面台には共通点があります。それは、ekrea Partsの人工大理石ボウル一体洗面カウンター「フレックスシンク」を、採用してつくられていること。
洗面カウンター単品で発注ができる「フレックスシンク」。間取りや使い方に合わせてフレキシブルにサイズやボウル位置がオーダー可能です。また様々なカウンタータイプがあるため、住宅のインテリアテイストや住まい手の暮らし・要望に合った魅力的な造作洗面台が作ることができます。
造作洗面台をつくるうえで課題となる、カウンター部分の精度も高く、あとは、木工事で下台を作ることで、簡単に造作洗面台がつくれます。これからのご提案にご活用ください。
ekrea Partsでは、造作洗面台のための洗面カウンターとしてフレックスシンクの他にも、「セミオーダー洗面カウンター」をラインナップしています。
こちらもボウル一体型の人工大理石カウンターです。制限のあるフレックスシンクよりも、よりフレキシブルにサイズやボウルの寄せを指定することができます。
2商品の違いや、フレックスシンクのバリエーションについては下の記事で解説しています。希望の造作洗面台をつくるために活かせるか、ぜひチェックしてみてください。
ボウル一体洗面カウンター
FLEX SINK(フレックスシンク)
Flex Sink(フレックスシンク)は、洗面ボウルとカウンターが一体型になった洗面カウンター。こちらを使い勝手良く、また、インテリアに合わせたキャビネットの上に乗せれば、オリジナルの造作洗面台の出来上がりです。